15年以上 毎朝の登校見守り 斉藤さん、柴原さんに感謝状 長崎・大浦署

感謝状を受け取った斉藤さん(右から2人目)と柴原さん(同3人目)=大浦署

 大浦署は2日、15年以上にわたり毎朝、通学路で子どもたちの登校を見守ってきた長崎市椎の木町の斉藤毅さん(82)と同市平山町の柴原重信さん(76)に署長感謝状を贈った。
 2人は、市交通指導員として活動。斉藤さんは18年間、市立大浦小の児童が登校の際に通る椎の木川バス停に立って子どもたちの安全を確認している。柴原さんは15年間、自宅から市立南陽小まで登校する児童と歩き、校門前で交通指導をしている。
 同署で一瀬永充署長から感謝状を受け取った斉藤さんは「やりがいのある活動。子どもから手作りのたすきや手紙をもらった時はうれしい」、柴原さんは「校門前は交通量も多く、ヒヤッとすることも。これからも子どもたちを見守りたい」とそれぞれ語った。

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