理系の面白さ 体験して学ぶ 女子中高生のための!リケフェス 長崎国際大

セパレートドリンクを作る参加者たち=佐世保市ハウステンボス町、長崎国際大

 佐世保市ハウステンボス町の長崎国際大(中村誠司学長)は6月29日、同大で「女子中高生のための!リケフェスin SASEBO」を開催し、約70人の女子中高生が科学技術や化学反応の面白さを体験した。
 同大は2020年度から佐賀大、西九州大と連携して「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」に取り組んでいる。22年度には佐世保工専、本年度から久留米工業大が加わっている。
 各体験コーナーの前に佐賀大ダイバーシティ推進室の荒木薫准教授がキャリア形成について講演。荒木准教授は「やりたいことは知っていることの中からしか生まれない。いろんな機会に触れてほしい」と話した。
 バスボム作りや仮想現実(VR)体験など六つのコーナーに分かれて実施。食べ物のコーナーでは比重の違いを利用して3層の色に分かれるセパレートドリンクなどを作った。参加した県立佐世保北中1年の今泉七奏さん(13)は「楽しかったしおいしかった」と笑顔を見せた。

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