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長崎県大村市富の原2丁目の大工、高取政則さん(71)宅で「空中栽培」のスイカが今年も実った。地面から伸びたつるが高さ約2メートルの棚に巻き付きながら育ち、近所の人たちの目を楽しませている。
約20年前、プランターに植えたスイカのつるが支柱を伝って上へ巻き付いたのを見て、高取さんが棚を自作した。たわわに実ったスイカがぶら下がる光景は通りがかる人の目を引き、近所の園児たちがやって来てスイカ割りをしたこともあるという。
今年は現時点で3個の実が付いた。高取さんは「(空中スイカを見ると)夏が来たな、という感じがする。今年も実がなったから良かった」と笑顔で語った。