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人気スポーツブランドの偽商品を販売した疑いで逮捕された熊本県宇城市の男が、別の商品を輸入しようとした疑いで再逮捕されました。
関税法違反の疑いで再逮捕されたのは、熊本県宇城市松橋町(まつばせまち)に住む建設作業員の男(24)です。
警察によりますと、男は去年(2023年)4月2日、偽物のサッカーユニフォーム28点を、成田空港を通じて輸入しようとした疑いが持たれています。
これらのユニフォームは本来、ナイキとアディダス、プーマが商標権を持つものですが、男は中国のオンラインショッピングサイトで合わせて約8万5000円で購入。中国から輸入しましたが、成田空港で税関職員に発見されたということです。
警察の取り調べに対し男は「金もうけのためにやった」と容疑を認めていているということです。
男は、去年4月中旬から6月上旬にかけて、フリーマーケットアプリを通じて人気スポーツブランドの偽商品を熊本県内に住む2人に販売したとして、6月12日に商標法違反の疑いで逮捕され、きょう(7月3日)商標法違反の罪で熊本地裁に起訴されました。
警察は、男がフリーマーケットアプリを使って、1点あたり約6000円で販売していて、2年間で1000万円ほどの売り上げを得ていたと見ています。