昨季も格下相手に勝ち点を取りこぼすケースは何度かあったが、マンチェスター・ユナイテッドが早くも第2節でブライトン相手に躓いた。まさかの2-3というスコアで敗れてしまい、すでに暗いムードが漂いつつある。
英『sky SPORTS』によれば、クラブOBのガリー・ネビル氏はこの最終ラインでプレミア制覇を狙うのは厳しいのではないかと見ている。ブライトン相手の3失点は大きすぎるショックだ。
同氏は、「優勝できるか、大きな質問だね。ユナイテッドは良くなるだろうし、私はトップ4でフィニッシュすると思う」と4位以内の確保は問題ないと見ているようだが、優勝となると話は変わってくる。
「現時点で優勝は起こりそうにないね。4バックはタイトルを獲得するに不十分だよ。中盤、前線は強力だけどね。ただ最終ラインは常に失点し、問題を引き起こすだろう」
同氏はこのように続けており、ブライトン相手に3失点の守備でリーグ制覇は厳しいと考えている。これまで指揮官ジョゼ・モウリーニョは多くのクラブでタイトルを獲得してきたが、そのベースには堅い守備があった。それが今のマンUには欠けており、今夏に最終ラインを強化できなかったことは大きな問題となるかもしれない。