ホスキンス2本塁打3打点 フィリーズが一発攻勢で快勝

【フィリーズ7-1レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

フィリーズは、レッズ先発のアンソニー・ディスクラファーニに2本のアーチを浴びせるなど、4本塁打の一発攻勢で7得点。投手陣は4人のリレーでレッズ打線を1得点に抑え、7対1で快勝した。フィリーズ先発のドリュー・スマイリーは、6回途中まで94球を投げてレッズ打線を2回裏に浴びたアリスティデス・アキーノの15号ソロによる1点のみに抑え、今季3勝目(6敗)をマーク。一方、レッズ先発のディスクラファーニは、7回104球を投げてフィリーズ打線を3安打に抑えたものの、2本の2ランで4点を失い、今季8敗目(9勝)を喫した。なお、レッズのアキーノは通算122打席目で通算15本目のアーチ。これはリーズ・ホスキンス(フィリーズ)の135打席を上回るメジャー歴代最速記録となった。

2回表にスコット・キンガリーの16号2ランで先制したフィリーズは、その裏にアキーノの一発で1点差に詰め寄られたものの、アキーノにスピード記録を更新されたホスキンスが3回表に26号2ランを放ち、3点をリード。その後はなかなか追加点を奪うことができなかったが、8回表に2番手のワンディ・ペラルタからブライス・ハーパーが30号2ラン、ホスキンスがこの試合2本目となる27号ソロを放ち、勝利を決定付けた。スマイリー降板後は、2番手のジャレッド・ヒューズが1回2/3、3番手のランヘル・スアレスと4番手のニック・ビンセントが各1イニングを無失点に抑え、レッズの反撃をシャットアウト。逆転でのワイルドカード獲得を目指すなか、ワイルドカード圏内との2.5ゲーム差をキープした。

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