ブリュワーズがカブスを撃破 イェリッチ3安打3打点

【カブス1-7ブリュワーズ】@ミラー・パーク

ブリュワーズは、前日の試合で5打数ノーヒットに終わり、試合前の打撃練習を回避したクリスチャン・イェリッチが44号逆転3ランを含む3安打3打点の活躍で打線を牽引。イェリッチの活躍もあり、ブリュワーズは7対1でカブスを破った。ブリュワーズ先発のザック・デービースは、5回3安打1失点の好投で今季9勝目(7敗)をマーク。一方、カブス先発のコール・ハメルズは、4回途中9安打5失点と打ち込まれ、今季6敗目(7勝)を喫した。ナ・リーグ中部地区の首位を走るカージナルスが敗れたため、カージナルスと2位カブスの2.5ゲーム差は変わらず。2位カブスと3位ブリュワーズのゲーム差は4に縮まった。

3回表にデービースがニコラス・カステヤーノスに24号ソロを浴び、カブスに先制を許したブリュワーズは、直後の3回裏に連打で無死一・二塁のチャンスを迎え、イェリッチの44号3ランで逆転に成功。さらに一死一・三塁として、コリー・スパンジェンバーグのバント安打で4点目を奪った。4回裏にはヤスマニ・グランダルに24号ソロが飛び出してリードを4点に広げ、7回裏にオーランド・アルシアの犠牲フライ、8回裏にベン・ギャメルのタイムリーでそれぞれ1点を追加。デービース降板後は、3人のリリーバーがカブス打線をノーヒットに封じ、7対1で快勝した。イェリッチについて、ブリュワーズのクレイグ・カウンセル監督は「これがクリスチャンだよ。悪い日の次の日にはしっかり活躍してくれるんだ。不調を長引かせないから優秀な成績を残すことができるのさ」と全幅の信頼を口にした。

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