核問題を気軽に語ろう 24日・長崎市立図書館

 東京五輪を切り口に、若者が気軽に被爆75年や核問題について考えるイベント「タピる?映える?核兵器廃絶する?~2020年、オリンピックと一緒に被爆75年を考えよう~」が24日午後2時から、長崎市興善町の市立図書館1階新興善メモリアルホールで開かれる。参加無料。
 大学生有志で構成し、県内外の小中学校などで出前の平和講座に取り組む「ピースキャラバン隊」と、非政府組織(NGO)「ピースボート」が企画した。
 イベントには同隊メンバーのほか、ピースボートの川崎哲共同代表らが登壇。スピーチや来場者からの質疑などを通し、被爆75年の8月9日に向け、若い世代で何ができるのか考える。
 同隊の光岡華子さん=長崎大大学院1年=は「流行を楽しむ感覚で、若者が平和や核問題を気軽に考えるきっかけになれば」としている。問い合わせはピースボート(電03.3363.7561)。

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