マスク2000枚 松浦市に寄贈 西九州メンテナンス

2千枚のマスクを友田市長に渡す日高社長(右)=松浦市役所

 新型コロナウイルス感染症の拡大で全国的にマスクの不足が続く中、松浦市の住宅設備関連会社「西九州メンテナンス」は13日、マスク2千枚を同市に贈った。
 17、18日には市内の小学校9校、中学校7校で卒業式があり、合わせて約400人の児童・生徒が学びやを巣立つ。市立御厨小でPTA会長を務める日高雅之社長(43)は「各校での卒業式に多くの人が出席できるようにしたい」と、商工会議所の活動で知り合った県外の会社から何とかマスクを調達した。
 市役所での贈呈式で日高社長は「学校関係で活用してもらいたい。余れば市内の医療施設、高齢者施設など必要な所に配布してほしい」と要望。友田吉泰市長は「有効に活用したい」とお礼を述べた。

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