平戸市に感染症対策求める 市議会が5項目

 新型コロナウイルス感染症拡大を受け、平戸市議会は22日、支援制度の周知や相談体制の強化など5項目の対策要望書を市に提出。早急な対応を求めた。
 緊急事態宣言の対象が全国に広げられたが、感染終息の兆しが見えないことから、市議会は正副議長、会派代表者が協議。市民を守るため「情報周知」「独自の緊急経済対策」「学校休校措置への対策」「マスクの効果的配布」-を盛り込んだ。
 黒田市長は「情報周知には会員制交流サイト(SNS)活用も考えているが、使わない人たちとの情報格差を生まないよう配慮したい」「国の経済支援策への上乗せなどを検討したい」などと応えた。

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