JR九州 在来線特急など6月も運休3188本

 JR九州は19日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う鉄道利用の減少を受け、6月1~30日に在来線特急の一部と観光列車全便の計3188本を運休すると発表した。一方、一部運休している在来線の普通・快速列車は学校の再開などを踏まえ6月1日から通常運行に戻す。
 本県関係では、特急かもめ(博多-佐賀・長崎)が臨時・定期合わせて、この期間の運転本数の20%に当たる332本を、特急みどり(博多-佐世保)は25%に当たる240本をそれぞれ運休する。特急ハウステンボス(博多-ハウステンボス)は全便運休を継続する。特急かもめは博多-長崎が博多-佐賀に区間変更する列車もある。佐賀-長崎-佐世保コースを運行する観光列車「或る列車」も全便運休となる。
 今回発表した運休列車については、7月以降の運転計画が確定するまで、7月に出発する分の指定席発売を見合わせるという。

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