【新型コロナ】横浜で19人が感染 市職員1人が軽症

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は19日、19人の感染が新たに確認された、と発表した。1人は非公表で、18人は20~70代の男女。酸素吸入が必要な中等症1人、軽症15人、無症状2人で、14人の感染経路が不明という。

 市によると、18人のうち、市資源循環局中事務所(同市中区)に勤める50代の男性職員が感染した。14日に発熱などし、16日に検査を受け、18日に陽性と分かった。軽症で、入院する方向で調整している。

 職員は6月上旬から事務所内で勤務し、ごみ収集には携わっていなかった。事務所の同僚12人に症状は出ていない。同局は「中区内の家庭ごみ収集業務には影響はない」としている。

 また市内の幼稚園に勤務する40代の女性教諭と、20代の女子大学生が感染。2人は既に感染が確認された20代女性と市内で会食していた。同園は20日から休園するが、園児や保護者に濃厚接触者はいないという。

 そのほか、いずれも20代の女性会社員と男子大学生はそれぞれ都内で陽性者と接触した。中等症は70代の無職男性で入院している。

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