沖縄の与那国島は23日(木)に観測史上1位となる35.5℃まで気温が上がり、7年ぶりに記録を更新した。与那国島を含む八重山地方では、きょう27日も高温注意情報が発表されている。
沖縄は向こう2週間は暖かい空気に覆われやすく、気温の高い状態が続く見通し。特に、8月2日(日)ごろからの5日間ほどは、かなりの高温が予想される。八重山地方を中心に、日中の厳しい暑さだけでなく、夜間も気温が下がりにくい見込み。
また、奄美では25(土)、26日(日)は曇りや雨の天気で、気温が平年を下回ったが、向こう1週間程度は平年並みの暑さが予想される。その後、8月4日(火)ごろからは、平年よりかなり高くなる可能性がある。
以上のことから、気象庁は沖縄・奄美に「高温に関する早期天候情報」を発表して、農作物や熱中症等の健康管理に注意するよう呼びかけている。
早期天候情報とは
原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。