4月から長野・岐阜県境付近を震源とする地震活動が続いています。長野地方気象台は、4日、これまでの地震の回数などをまとめ、7月は「一時的にやや活発な状態になった」と見解を示し、今後も引き続き注意するよう呼びかけています。
長野地方気象台によりますと、7月に両県境付近で震度1以上の地震は43回観測されました。マグニチュード4以上の地震も発生するなど、「一時的にやや活発な状態となった」との見方を示しています。
一連の地震は4月22日から続き、これまでに震度1以上を観測した地震は227回発生しています。(8月4日午前9時現在)
長野地方気象台は、今後も地震活動が継続する可能性があり、震源に近い場所では、震度より大きな揺れとなることもあるとして、注意を呼びかけています。
なお、焼岳山頂付近の地震活動は低調で、焼岳の火山活動に特段の変化は見られないということです。