日本で引越しする人にオススメしたい引越しサービス

日本で引越しするなら、引越し業者へ依頼がオススメ

日本で生活していると欲しいものや使いたいものばかりが増え、「こんなに買い過ぎてはいけなかった」と、筆者は引越しをするときに思いました。

しかし幸いなことに、日本の引越し業者の大半は、荷造りをしてくれるサービスがあります。中には食器専用の緩衝材入り段ボールを使う業者もあり、お皿を一枚一枚紙に包む手間が省けます。

テレビCMで見かけるような有名な大手業者以外にも、中小企業や個人でサービス提供している自営業者もあり、引越し業者の選択肢もさまざま。中には荷物ひとつだけでも受け付けてくれる業者もあり、タンスやベッドなどの家具をほかの人に譲りたい人や、フリマアプリを使って購入者に配送したい人にオススメです。

業者に依頼したときの引越し手順

通常、引越しで荷物を運ぶときには引越し業者を呼びます。その際の一般的な手順は、基本的に以下の通りです。

1.家財の量を目算して、業者に無料のダンボールを依頼します(業者によっては訪問見積りの日取りを決めることもあります)。
2.棚や冷蔵庫、洗濯機といった大型家具を除いた荷物を、ダンボールに詰めます。
3.引越し当日、スタッフが大型の荷物を梱包・配送してくれます。
4.荷物の搬出が終わったら、新居に向かいます。

手順を見ればこれだけ。しかし実際には、業者を決めたり荷造りをしたりと、終えるまでに大変な労力が必要です。

どんな引っ越し業者がオススメ?

記事では筆者が選んだ、魅力的なサービスを提供している日本の引越し業者の一部を覗いてみましょう。表のリンクは詳細に飛びます。

1.クロネコヤマト

黒ネコのロゴマークが特徴の、日本の大手宅配業者です。荷物の配送や引越しサービスを提供しており、品質とサービスに安心感があります。

これまでは、単身者で荷物があまり多くない人にとって、大手の業者を選ぶことは得策ではありませんでした。彼らは大量の荷物を運搬することを売りにしているからです。

しかし現在は、単身者向けのサービス「わたしの引越(Watashi no hikkoshi)」を展開。奥行104センチメートル、幅 104センチメートル、高さセンチメートルの台車型専用ボックスで荷物を運んでくれます。

もし荷物が少なければボックス1台分で十分ですが、冷蔵庫や洗濯機のような家電があれば2台は必要でしょう。料金はボックスの数と旧居から新居までの距離に応じて変わります。

オプションで洗濯機の取り外と取り付け、テレビやインターネット配線取り付け、照明取り付けサービスがありますが、追加料金がかかります。

(日本の賃貸物件の中にはシーリングしか付いていなくて照明器具が無い部屋もあります)
対応エリア : 日本全国
公式HP : https://www.008008.jp/ (日本語)

2.サカイ引越センター

キャッチ―なパンダが目印の、大手引越し業者です。こちらではたくさんのコースからサービスが選べます。

たとえば、荷物をトラックの空いているスペースに載せて運ぶご一緒便コース。荷物が少なく、到着日までに余裕がある人向けのサービスです。ほかにも、大型の家具や家電はスタッフが担当し、それ以外の荷造りはお客さん自身が行うせつやくコース、スタッフが荷造り、搬出、そして新居の掃除まで全てを引き受けてくれるらくらくコースプレミアムなどがあります。

有料のオプションサービスにはハウスクリーニング、インターネット申込み、造園サービス、車を輸送する陸送サービス、不用品処分などがあります。

対応エリア : 日本全国
公式HP : http://www.hikkoshi-sakai.co.jp/ (日本語)

3.アート引越センター

「0123」のロゴを見れば、日本に住んでいる人ならメロディーが頭に浮かぶでしょう。CMソングでお馴染みの引越し業者です。

サービスは大きく3つのコースに分けられます。もっとも経済的なコースは、大型家具以外をお客さんが自分で荷造り、荷ほどきする基本コースです。ハーフコースは、荷造りはスタッフが行ってくれますが、荷ほどきはお客さんが自分でやるコース。後片付けは自分自身でゆっくりやりたい人にオススメです。そして一番楽なコースが、荷造りも荷ほどきもスタッフに全て任せてしまえるフルコース。

ほかにもアートの注目すべきサービスとして、女性のお客さんのために女性スタッフのみで引越し作業を行うレディースパックがあります。

無料サービスの優れた点は、3ヶ月以内であればダンボールを無料で1度、回収してくれるアフターサービスでしょう。タンスやベッドのような大型家具の室内移動も、引越しから1年以内に1回、無料で利用できます。

そのほか、不要な家財の管理、エアコンのクリーニング、ハウスクリーニングなど有料オプションも豊富。料金は住宅の規模によって異なります。

対応エリア : 日本全国
公式HP : https://www.the0123.com/ (日本語)

4.デカ宅

少量の荷物は、引越しのときにはどうすればいいのでしょう。

デカ宅は、先に紹介した他社とは違い、荷物ひとつだけ、または少量だけど普通郵送では送りづらい荷物に着目した業者です。

以下のような人には特にオススメ。

1.自分で荷物を運んだものの、大型の家具または家電がひとつだけ運びきれなかった人
2.ネット上で大型家具の売買をして、購入者に送らなければいけない人
3.知人にいらなくなった大型の家具や家電を譲る人

梱包や荷造りが不要な点も、デカ宅のメリットです。スタッフが到着次第、荷物を緩衝材で覆い、そのまま受取人の待つ指定場所まで配送してくれます。ただし、ベッドの分解や搬入後の組立てなどは有料オプションです。洗濯機の場合は、取り外しは無料ですが、取り付けは追加料金が発生します。

配送料金は3辺(幅+奥行+高さ)の合計の大きさと送り先に合わせて算出されます。例えば3辺の合計が186センチメートルの縦型洗濯機を千葉県から東京(23区内)に送る場合、料金は3,200円です。

対応エリア : 東京、千葉、埼玉、神奈川
公式HP : デカ宅 (日本語)

引越しの準備ができたら、見積もりも忘れずに

引越しの際は家賃や諸費用だけでなく、荷物の配送料のことも忘れてはいけません。遠くへ行けば行くほど、荷物が多ければ多いほど、金額もかさんできます。さまざまな引越し業者の料金を比較して、じっくり決めていきましょう。

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