新観光列車「36ぷらす3」 JR博多駅にお目見え

博多駅にお目見えした「36ぷらす3」=JR博多駅

 九州を巡るJR九州の新しい観光列車「36ぷらす3」が9月30日、福岡市のJR博多駅にお目見えした。外観は黒を基調に金色のロゴマークなどを配したデザイン。今後、訓練運転をして10月16日に運行を開始する。
 「36ぷらす3」は6両編成で105席。「走る九州」をコンセプトとし、内装には福岡県の伝統工芸、大川組子の細工などを施し、熊本県産のイ草を使った畳敷きの個室もある。軽食を提供するビュッフェも設けた。本県は博多-長崎のルートで走る。
 30日は、車両完成後初めて博多駅に入る様子を報道向けに公開した。約20分間停車し、居合わせた人たちは新しい列車の写真を撮影していた。

 


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