8月の佐世保アーケード通行量 前年比大幅減

通行量が昨年より大幅に減少したアーケード=佐世保市

 佐世保商工会議所が8月に実施した佐世保市中心部の三ケ町、四ケ町両アーケードの通行量調査によると、休日は前年比29.4%減の約3万6600人、平日は同27.5%減の約3万3800人で、いずれも昨年より大幅に減少した。減少率は休日、平日とも、調査を始めた1985年以降最も大きかった。同商議所は、新型コロナウイルス感染拡大の影響とみている。
 調査は毎年、盆明けの日、月曜の2日間実施。四ケ町4カ所、三ケ町2カ所で、午前10時から午後5時まで調べた。
 同商議所は「緊急事態宣言の解除後も、街に人が戻りきっていない実情を示している」と分析。「収束の見通しが立たない以上、商店街には『ウィズコロナ』に対応する取り組みが求められる」としている。

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