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長崎県大村市西三城町の向陽高(吉田惣治校長)で22日、「すし発表会」があり、プロの職人から半年にわたり指導を受けた調理科2年の38人が、にぎりと盛り付けの技術を披露した。
例年、保護者らも招き「すしコンテスト」を開いているが、新型コロナウイルスの影響で教職員や生徒のみで開催。盛り付け部門では班ごとに5人前のすしを盛り付け、教職員と調理科3年が全体のバランスや色彩などを審査した。
エキシビションのにぎり部門では、マグロやタイ、イカなどの中から注文に応じてにぎりずしを提供。生徒らは「いらっしゃいませ」「ワサビは入れて大丈夫ですか」など、実際のすし店さながらの接客を披露していた。
本田雄樹さん(17)は「注文通りにネタを提供することや(マスクをして)大きな声での接客を心掛けた。これまでの成果を親に見せられず残念だったが、学んだ技術は発揮できたと思う」と話した。