3道路期成会が整備促進を要望 長崎、佐賀の有明海沿線

鳩山政務官(中央)に要望書を手渡す宮本会長ら=国交省

 長崎県と佐賀県の有明海沿岸地域で整備、構想がある地域高規格道路や国道について、沿線の自治体や議会でつくる三つの道路期成会が6日、合同で国土交通省などに建設促進を要望した。
 3期成会は、島原道路(諫早市-南島原市)や国道57号(諫早市-島原市)、国道207号(佐賀市-西彼時津町)、西部地区の有明海沿岸道路(諫早市-鹿島市)など関係道路ごとに、沿線5市5町で構成。渋滞緩和や物流の輸送距離短縮、未整備歩道の解消などに向けた整備促進を求めており、いずれも宮本明雄諫早市長が会長を務める。年末の予算編成を控え、十分な予算を確保してもらおうと上京した。
 国交省では鳩山二郎政務官に面会。冒頭を除き非公開で、宮本会長によると、鳩山政務官は「(予算確保に)頑張る」と述べたという。宮本会長は「整備の必要性は十分認識いただいたと思う。ぜひ全体的な予算の確保をお願いしたい」と話した。

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