【新型コロナ】横浜で47人が感染確認 クラスターの病院、さらに陽性者

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は10日、10歳未満~80代の男女47人の感染が新たに確認されたと発表した。50~60代の女性3人が中等症で、44人は軽症または無症状。33人の感染経路が不明という。経路が判明している14人のうち、7人は家庭内感染だった。

 市によると、クラスター(感染者集団)が発生した鶴見区の病院で50代の男性職員が新たに陽性と判明。同病院の感染者数は職員15人、患者24人の計39人となった。

 青葉区の病院でも、70代の男性入院患者が感染。同病院の感染者は職員4人、患者15人の計19人となった。

 市内の通所リハビリテーション(デイケア)施設では、利用者の80代女性が感染。4日に隣の席で食事をしていた利用者の陽性が確認されているという。

 市内の認可保育園でも20代の女性保育士が陽性と判明。10日は休園し、市が職員、園児約30人の集団検査を実施した。

 40代男性職員の感染が判明した介護施設では、市が11日に職員、利用者ら約50人を対象に集団検査を行う予定。

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