規定時間超え居酒屋で休憩など47回、飲酒も 大和市、客引き行為防止の指導員停職

大和市役所

 神奈川県大和市は30日、市生活あんしん課に所属する安全安心指導員(会計年度任用職員)2人を任用期間終了まで122日間、1人を1カ月の停職処分にしたと発表した。

 市によると、68歳と61歳の男性指導員は今年6月16日、午後6時~同7時45分に大和駅近くの居酒屋で規定の45分間を超えて休憩した。2人は同様の行為を10月16日までに計47回繰り返した。また、8月中は別の67歳の指導員も加わり同様な行為をした。飲酒したケースもあったという。

 同指導員は、客引き行為を防止する条例に基づき巡回して該当者に警告などを行うのが業務。日誌に虚偽の記載して隠蔽したが、市に通報があって発覚した。

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