幸運の“ハートストーン”? 心温まる漂着物

流れ着いた“ハート形”のコンクリート

 長崎県諫早市東本町と八坂町の間を流れる倉屋敷川で、“ハート形”のコンクリートが漂着、「幸運の“ハートストーン”?」と話題になっている。
 たちばな信用金庫本店営業部長の波戸宏光さんが11月下旬、川の清掃中に発見。「大雨の後、どこからか流れ着いていた。普段はごみやがれきばかりだが、こんな心温まる漂着物は初めて」と驚く。
 川を挟んで同店と駐車場を結ぶ「きずな橋」から上流側に見えるため、同店は「コロナ禍で落ち込む地域との新しい絆が運ばれてきたよう」と歓迎。定期的に川の清掃に励む波戸さん。“ハートストーン”にあやかり、次の幸運を願う。「ホタルが飛ぶ川にしたい」-。

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