県内「孤立死」リスク増大 コロナ禍家族や地域と交流減

 新型コロナウイルス禍で、誰にもみとられずに亡くなる「孤立死」のリスクが高齢者を中心に高まっている。県警の65歳以上の独居高齢者の検視件数は今年、過去最多を更新する見通し。感染症対策で家族や地域の交流が減る中、民生委員は「対面を断られるケースもあり、どう高齢者を孤立から守るか難しい」と悩ましい実情を語る。

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