道路予算の確保 長崎県に協力求める 県町村議会議長会など

平田副知事(左)に要望書を手渡す山口会長=県庁

 県町村議会議長会(会長・山口憲一郎長与町議会議長)と県離島振興市町村議会議長会(会長・小川廣康対馬市議会議長)は17日、県庁に平田研副知事を訪ね、道路予算の確保など計25項目を要望した。
 県町村議会議長会の山口会長は「わが国の最西端に位置し、多くの離島半島からなる本県は、地理的・地勢的に大きなハンディキャップを抱えている」と強調。「道路整備なくしては本県町村の振興・発展は考えられない」と県の協力を求めた。
 県離島振興市町村議会議長会の小川会長は、老朽化したジェットフォイルの更新問題を挙げ「離島航路の海上高速交通体系が現状通り維持されるようお願いしたい」と求めた。平田副知事は「国に対し、ジェットフォイルの更新を促進する補助制度の創設を要望している。引き続き努力を続ける」と述べた。

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