クリスマスの絵 特養施設に贈る 松浦・今福保育園の園児

共同製作した絵を特別養護老人ホームに贈る園児たち=松浦市、愛光園

 長崎県松浦市今福町の今福保育園(椛島洋子園長)の園児らが18日、同市志佐町の特別養護老人ホーム「愛光園」(久家省三施設長)を訪れ、園児が描いたクリスマスの絵と、10月と11月に開いた発表会のDVD、フラワーアレンジメントなどをプレゼントした。
 同保育園は毎年、愛光園を訪れ、入所者との交流会を開き、ダンスやマーチング演奏などを披露し、お年寄りの長寿を祝っている。今年は新型コロナウイルス感染拡大で交流会が中止になり、年長組の園児25人が畳1枚ほどの大きさの「サンタさんからのプレゼント」と題した絵を共同製作して贈った。
 園児代表5人が愛光園を訪れ、入所者代表の高鍋廣幸さん(79)、須藤幾枝さん(80)に手渡した。愛光園では早速、絵と花はロビーに展示。DVDは館内のモニターで放映し、入所者やデイサービスの来所者に見てもらう。

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