クロワッサン

パリパリの皮と、サクサクの折り重なった内層が特徴のクロワッサン。 香ばしいバターの風味も格別です。 作るときのポイントは「生地とバターをよく冷やしておく、生地とバターのかたさと温度をそろえる」こと! そうすると生地はのばしやすく、きれいな層が出来て、サクサクの食感も生まれますよ。

by miharuさん

このレシピの材料


数量:8個

準強力粉… 200g

砂糖… 16g

塩… 4g

インスタントドライイースト… 4g

水… 60g

牛乳… 60g

無塩バター… 16g

折り込み用無塩バター… 100g

生地を作る


1.こね機に折り込み用無塩バター以外の材料を入れて8~10分こねる。ざっくりまとまればOK。

2.ボウルに入れてラップフィルムをかけ、27℃で約40分発酵。

3.一回り大きくなります。

4.バットに移して平たく整え、ビニール袋に入れて冷蔵庫で15~18時間発酵。

5.発酵後の生地。一回り大きくなりました。

6.台とバターに打ち粉を多めにふる。 バターは冷蔵から出したての冷たくてかたいものを用意。

7.バターの表と裏をめん棒でたたいて柔らかくする。バターの温度が上がって溶けないように注意。

8.余分な打ち粉を刷毛ではらってから、

9.ラップフィルムに包んで12cm四方の正方形に整え、冷蔵庫に入れて冷やします。

10.打ち粉をした台に生地を出し、20cm角の正方形にのばす。

11.四隅はめん棒を斜めにかけて角を出しています。

12.生地の上に折り込みバターをのせて包む。

13.包むバターの状態は冷たく、指の跡が軽くついてしなるようなかたさが理想的。生地はバターと同じかたさで同じ温度。生地とバターに余分な打ち粉が残っていたら刷毛ではらっておきます。

14.まず左右から、生地を引っ張りながら折って、中心の重なった部分を止める。

15.次に上下から同様に折り、生地の重なった部分をしっかり止める。生地と生地の間からバターが見えないようにピッタリと。

16.生地の対角線と、

17.上下の端をめん棒で押える。

18.生地全体をめん棒で押さえてから、

19.中央から向こう側と手前側に向かって、めん棒でのばす。これを繰り返して、幅15cm×長さ55~60cmにのばす。

20.四つ折りをします。余分な打ち粉を刷毛ではらってから、

21.向こう側から1/8くらい折る。折った生地の端に合わせて手前側の生地も折って、

22.表面にめん棒かける。

23.さらに二つ折りにする。

24.表面にめん棒をかけて整えます。

25.横から見るとこんな感じです。

26.この後、続けて折り込みの作業をしますが、もし生地が柔らかくなってしまったら、ビニール袋に入れて冷蔵庫または冷凍庫で30分以上休ませてください。

27.90度向きを変えて、上下の端と生地全体をめん棒で押さえてから、

28.幅15cm×長さ45cmにのばす。

29.三つ折りをします。向こう側から1/3を折ってめん棒をかける。

30.手前側からも1/3を折ってめん棒をかけて整える。

31.横から見るとこんな感じに。

32.ビニール袋で包み、冷蔵庫で60分くらい休ませる。ここでしっかり生地を休ませて冷やします。

33.三つ折りした方向と同じ向きにめん棒をかけて18~20cmにのばす。

34.90度向きを変えて45~50cmにのばす。途中、生地が柔らかくなったら、ビニール袋に入れて冷蔵庫または冷凍庫で冷やします。

35.片方の端を切り落として、手前側に9cm間隔で印を4か所つける。向こう側は4.5cmずらして、同じく9cm間隔で印を4か所つける。

36.印を結んで、ピザカッターや包丁で二等辺三角形に切り分ける。

37.切り分けた生地がやわらくなっていたら、バットなどに並べてビニール袋に入れ、冷蔵庫または冷凍庫で20~30分冷やす。

38.二等辺三角形の底辺を向こう側にして、端を少し折ってから、

39.手前の頂点に向かって巻く。

40.巻き目が左右均等になるようにするときれいな仕上がりに。

41.巻き終わりを下にして、シルパンまたはオーブンシートの上に並べる。 発酵をはじめてから約30分後に、250℃でオーブンの予熱スタート。

42.28~30℃で約60分最終発酵をとる。発酵後は2倍くらいに大きさに。

43.全卵大さじ2と水大さじ1を混ぜて、ぬり卵の用意をする。

44.表面にぬり卵を二回塗る。

45.220℃で約12分焼成。

46.cottaコラム「ポイント満載!失敗しない基本のクロワッサンレシピ」もぜひご覧ください。 クロワッサンの作り方について詳しくお話ししています。

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