巫女を務める学生ら 初詣「心込めて接したい」

神事で臨時の巫女に就任した学生ら=雲仙市千々石町、橘神社

 長崎県雲仙市千々石町の橘神社(橘昌樹宮司)で28日、正月に巫女(みこ)を務める大学生ら14人が、はかま姿でお守りの袋詰めや境内の清掃をして初詣客の参拝に備えた。
 同神社は毎年、正月三が日に8万人以上が初詣するが、今回は新型コロナウイルス感染防止のため、年内や年明け4日以降などに分散して、参拝するよう呼び掛けている。
 28日は、神事を執り行い、市内外の大学生や高校生らが臨時の巫女に就任。今回が3回目で、巫女長を務める石橋花菜さん(19)=諫早市、大学1年生=は「新型コロナで参拝客が少ないと思うが、これまで通り心を込めて接したい」と意気込んだ。

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