今年で旗揚げ20周年を迎える、〝炎の戦士〟こと大谷晋二郎(48)が率いるゼロワン恒例の元日興行(東京・後楽園ホール)で「ホットジャパン」vs「ストロングハーツ」と銘打たれた6人タッグ戦が行われた。
ホットジャパンの大谷はアジャコング(50)と今成夢人(35)を引き連れて登場。対するストロングハーツはCIMA(43)、T―Hawk(30)、エル・リンダマン(25)だが、14日のホットジャパン興行(東京・新木場1stリング)に名を連ね、同ユニットのリストバンドをつけているリンダマンに疑惑の目が向けられて試合がスタート。
疑いを払拭すべく「俺はストロングハーツだ!」と叫ぶリンダマンが奮闘。アジャのバックドロップでピンチに陥る場面もあったが、最後はT―Hawkのアシストから今成にジャーマンスープレックスホールドを決めて3カウントを奪った。
試合後に「ホットジャパン興行なんか出ねえぞ!」と叫ぶリンダマンだったが、CIMAから「これはビジネス」と諭されると覚悟を決め、大谷と今成の持つNWAインターコンチネンタルタッグ王座にT―Hawkと組んで挑戦を表明。これを大谷が快諾し、新木場大会での王座挑戦は決定的となった。
さらにリングに上がった朱崇花(22)からは現在保持するジュニア2冠王座へ、3月14日の20周年記念大会(東京・両国国技館)での挑戦を表明され、一度は固辞したものの「肝っ玉もタマも小さい」と挑発されると怒り爆発。「これだけコケにされたらやるしかねえ!」と受け入れ、こちらの王座戦も決定的となった。