【東京女子】天満のどか&愛野ユキがプリンセスタッグ王座初防衛

プリンセスタッグ王座を防衛した愛野ユキ(右)と天満のどか

4日の「東京女子プロレス」東京・後楽園ホール大会で行われたプリンセスタッグ選手権で、王者組の「爆れつシスターズ」天満のどか&愛野ユキ(26)が挑戦者組の「東洋大学同期生コンビ」上福ゆき(27)&桐生真弥を下し、初防衛に成功した。

試合はV1に燃える王者組が躍動。桐生に狙いを定めると、早いタッチワークで孤立させ、ダブルのボディプレスでペースをつかむ。上福は愛野に卍固め、天満にビッグブーツを繰り出し気を吐いたが、最後は天満が桐生に必殺のキルスイッチ(変型フェイスバスター)を決め3カウントを奪った。

試合後に「初防衛しましたー!」と喜びを爆発させた王者組は、天満が「初めてだから恥ずかしいけど、これから慣れていけばいい。初防衛って楽しい!」と初々しくコメント。一方の愛野は「ようやくチャンピオンとしてスタート。ここから勝って勝って加速していきたい」と気を引き締めた。

敗れた東洋大コンビは桐生が「悔しいです!」と絶叫。これまではなかったパートナーの感情の爆発に満足げな上福だったが、桐生の「この数か月でめっちゃ成長したと思います」とのコメントには「そういうのは人に言われるもんなんだよ!」と厳しい突っ込みを入れつつ「また次がある」とねぎらって控室に消えた。

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