【WWE】KUSHIDA「北米王座よ、、王手!」2021年はミックスタッグ戦で快勝発進

勝利したKUSHIDA(左)とショッツィ(©2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

配信されたWWE・NXT大会「NXT:New Year’s Evil」で、KUSHIDA(37)が2021年の大爆発を誓った。

リングに登場したNXT北米王者ジョニー・ガルガノ(33)とキャンディス・レラエ(35)がオースティン・セオリー(23)、インディ・ハートウェル(24)とともにダスティ杯タッグトーナメント出場を宣言していると、小型戦車で登場した〝緑髪の悪魔〟ショッツィ・ブラックハート(28)が挑発してキャンディスと乱闘に発展してしまう。さらにそこへKUSHIDAが現れ、ショッツィに加勢。一気にKUSHIDA&ショッツィ対ガルガノ&キャンディスのミックスタッグマッチに突入した。

KUSHIDAは前戦で連勝をストップされたガルガノを、アトミックドロップや飛びつき腕十字で攻め込んだ。続けてアームブリーカーやマサヒロ・タナカも決めて圧倒。さらにKUSHIDAがガルガノにハンドスプリングニールキック、ショッツィがキャンディスにトペを放って試合を優勢に進めていった。

ここで、相手セコンドのセオリーがレフェリーの死角を突いて介入し、KUSHIDAをコーナーから突き落とした。だが、怒りのKUSHIDAがセオリーを投げ飛ばしコーナーに追い込むと、突進してきたガルガノの脚を引っ掛けてセオリーにぶつける。味方からの一撃が急所に入ったセオリーは悶絶。この隙にKUSHIDAがカサドーラでガルガノを丸め込んでフォールを奪った。

ショッツィと力強く勝ち名乗りを上げると、試合後「年が明けたな。いくぞ2021年は。NXT北米王座よ、、王手!」(原文ママ)とツイッターに投稿した。王者撃破で北米ベルト奪取を確実に射程に捉えたKUSHIDAは気合十分。飛躍を予感させるニューイヤーが幕を開けた。

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