〝韓国の怪物〟を巡って、イングランド・プレミアリーグの名門による大争奪戦がぼっ発だ。
英紙「ミラー」は「トットナムが今月、高い評価を得ている韓国のセンターバック、DFキム・ミンジェ(24=北京国安)へのオファーを検討している」と報じた。
キムは190センチの長身を生かしたフィジカルの強さに加え、足元の技術やスピードにも定評がある韓国代表DF。アジア人離れした迫力のあるプレーで〝モンスター〟の愛称がつけられている。
北京国安との契約が2021年12月まで残っているが、クラブ側は今冬の売却を検討。そこでトットナムはFWソン・フンミン(28)がエースとして活躍しており、攻守の要で韓国コンビを結成させようと画策しているのだ。
ただ「今、チェルシーが獲得レースに入ろうとしている」と同紙。フランク・ランパード監督(42)がキムを高く評価しており、チェルシーも参戦する見込みだ。さらにアーセナルも昨夏に獲得に動いており、今後の動きが気になるところ。首都を本拠地とする強豪の三つ巴になる可能性もあり、シ烈な〝ロンドンダービー〟が展開されそうだ。