神前に生け花奉納 池坊長崎青年部が献華祭 新型コロナ早期収束を

白梅を生ける会員ら=長崎市、県護国神社

 長崎市城栄町の県護国神社で17日、華道家元池坊長崎中央支部青年部による献華祭があり、新型コロナウイルスの早期収束を願って、神前に生け花が奉納された。
 新年の恒例行事で23回目。今年は新型コロナの感染防止の観点から規模を縮小し、代表5人が参列。おはらいを受けた青年部の会員が春の到来を告げる白梅を生け、神職の手で神前に供えられた。奉納された生け花はしばらくの間、拝殿に展示される。
 献華祭後、村田仁宮司は「困難な状況が続くが、皆さまにとって今年の干支(えと)である丑(うし)(牛)の歩みのよう、一歩ずつ力強く前進する年であってほしい」と述べた。

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