「ドナー登録する人が多くなれば」 鷹の元エース・摂津正氏が「慢性骨髄性白血病」の発症公表

摂津正氏

元ソフトバンクのエースで沢村賞にも輝いた摂津正氏(38)が23日、自身のインスタグラムを更新し「慢性骨髄性白血病」を発症したことを公表した。

「年明けに、【慢性骨髄性白血病】と診断されました。まさか自分が白血病に…と驚きました。驚きと共に、しっかり治していこうと強く心に決めました」と投稿。

現在の状況については「幸い薬を飲んでいけば大丈夫とのことで、運動や仕事、食事も今まで通りで良いとのことです」と説明した。

医師からは「遺伝子変異で発生するので、防ぎようが無いと医師から言われました」という。

また今回、病名を公表したいきさつについては「白血病という病気の理解、そして同じような病気で苦しんでる方の力になれば、何より白血病の種類によって治療で必要とされる骨髄の提供者(ドナー)が増えることを願って公表を決意しました。正しい病気の知識と骨髄バンクの理解、ドナー登録する人が1人でも多くなればと思うばかりです」としている。

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