人口減が進む神奈川県小田原市への移住を促進しようと、同市は2月7日、移住希望者を対象にしたオンラインセミナーを開催する。新型コロナウイルス感染症によるテレワーク普及で高まる移住ニーズの呼び込みを図る。
同市は2019年から都内でセミナーを開催するなど移住者の誘致を進めてきた。昨年11月には、ビデオ会議アプリ「Zoom（ズーム）」との併用でセミナーを開いたが、今回は緊急事態宣言の発令により完全にオンラインへ移行する。
セミナーは「“かろやか”に小田原移住」をテーマに実際に移住した経験者をゲストに招き、自然豊かな小田原での生活について実体験を語る。個別に移住相談もできる。
市担当者は「小田原には海も山も、城などの歴史や文化もある。都心から近く、仕事を変えなくても気軽にできる小田原移住をアピールしたい」と呼び掛けている。
セミナーは正午から午後2時半まで。申し込みは2月5日までにプロモーションサイト（https://odawalab.com/boshu/p17882.html）から。
