米プロバスケットNBAのオールスター戦が、3月7日にジョージア州アトランタで開催されることで、リーグと選手会が合意する見込みになった。米スポーツ専門局「ESPN」(電子版)が4日(日本時間5日)に伝えた。
今年のオールスター戦は本来、インディアナポリス(インディアナ州)で行われる予定だったのが、新型コロナウイルスの影響で変更に。
例年だと「ダンクコンテスト」や「スリーポインコンテスト」のイベントや、NBA入り2年目以内の選手による「ライジングスター」戦が複数の日にちに分けて行われる。昨年は「ライジング--」に八村塁(22)も出場した。今年はオールスター戦とスキル系のイベントを、7日の1日で行う予定になっている。
感染のリスクを減らすため、出場選手は移動にプライベートジェットを利用して、前日にアトランタ入り。試合(イベント)後は、その日のうちにアトランタから離れる。
また、テレビ中継する「ターナー・スポーツ」も、全員がアトランタ在住のスタッフとすることで、移動による感染リスクを減らす。
オールスター開催に伴い、NBAのレギュラーシーズンは3月5~10日まで休みとなり、選手たちはこの期間にハワイ、米領ヴァージン諸島とプエルトリコを含む米国内を旅行することが認められるという。