沿道彩る300本のツバキ 横須賀・くりはま花の国

開花シーズンを迎えた「くりはま花の国」のツバキ=横須賀市神明町

 神奈川県横須賀市神明町の「くりはま花の国」で、ツバキが開花シーズンを迎えた。神奈川県内有数の約200種300本が沿道に植えられ、4月ごろまで順々に来園者の目を楽しませる。入園無料。

 園内の冒険ランド近くには全国各地のツバキが植栽され、愛好家に親しまれている。今は淡いピンクの花びらがラッパのように咲く関西系の「数寄屋侘助(わびすけ)」や、紅色に白い斑(まだら)が入った関東系の「春日野」、一本の木に3種類の花が咲く「日月(じつげつ)」などが咲いている。

 開花時期がずれるため全体的な華やかさはないが、個性的な色合いや姿形をじっくり眺め、カメラに収める愛好家もいた。

© 株式会社神奈川新聞社