高浜海水浴場やカフェを併設する長崎市野母崎高浜海岸交流施設「高浜アイランド」(同市高浜町、後藤昭彦代表)は、10月に野母崎地区に完成する「市恐竜博物館」の機運を高めようと、恐竜をデザインしたポロシャツやTシャツ、マスクを製作した。グッズ販売をきっかけに“恐竜のまち・野母崎”をアピールする。
恐竜博物館が完成すれば、国内で福井、熊本に続いて3館目。老若男女に恐竜ブームは根強い。昨年9月、後藤さんは「恐竜で野母崎を盛り上げたい」とポロシャツとTシャツの製作を企画。新型コロナウイルス対策に必須アイテムとなっているマスクも作った。
デザインは同町のイラストレーター、岩永忠貢さん(67)が担当。製作も地元の洋服店が請け負い、“オール野母崎”で販売する。
大人用のデザインは3種類。背景に端島(軍艦島)も入れた。子ども用Tシャツとマスクはポップなイラストに。いずれも「ここに恐竜がいた」と英語で表記している。後藤さんは「行政だけに頼るのではなく、地元からも盛り上げていきたい。自分にできることを」と話している。
サイズとカラー、価格は▽大人用(S・M・L・XL・3L/8色/2500円~)▽子ども用(120~140/5色/2千円)▽マスク(S・M・L・XL/3色/1100円)。いずれも税込み。問い合わせは、高浜アイランド(電095.894.2201)。
“恐竜のまち・野母崎”アピール ポロシャツやマスク製作 高浜アイランド
- Published
- 2021/02/08 23:54 (JST)
- Updated
- 2021/02/09 23:52 (JST)
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