【WWE】最弱ラナとナオミがWWE女子タッグ王座前哨戦で勝利

ナイア・ジャックスに勝った最弱ラナはナオミ(左)の祝福を受けるも、背後からシェイナ・ベイズラーが襲撃(©2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

【フロリダ州セントピーターズバーグ8日(日本時間9日)発】WWEのロウ大会が配信され、WWE女子タッグ王座前哨戦で、最弱女子ラナ(34)が、ザ・ロック様こと俳優ドウェイン・ジョンソン(48)のいとこでWWE一の大女ナイア・ジャックス(36)から殊勲の星を挙げた。

先週の次期挑戦者決定トリプルスレッド戦では、フレアー一家が内紛して女王様ことシャーロット・フレアー(34)が戦線離脱したスキにナオミがロウ女子王者で〝女帝〟ことアスカ(39=華名)から殊勲の3カウントを奪取。WWE女子タッグ王者のナイア、シェイナ・ベイズラー(40)組への挑戦権をゲットした。

この日はリング四方をテーブルが囲んだ「テーブルマッチ」(先に相手でテーブルを割ったほうが勝ち)でナイアとラナが激突。ラナを何度もテーブルに葬ってきたナイアにとっては、有利なルールだ。開始からナイアは最弱女子にパワーボム連打。ストレッチマフラーで締め上げると、そのままコーナーに叩きつける。

しかし泣き顔になりながらもラナは大女の猛攻に耐え続け、パワーボムをウラカンラナで返すや、背中をしたたか蹴りつけて、背中を押して場外のテーブルに叩きつける。机は一瞬で割れて、最弱女子ラナがまたもや殊勲の星を決めた。

試合後に乱入したシェイナとナオミが、そのままシングル戦に入ると、場外のラナに気を取られたシェイナをナオミが背後から丸め込んで3カウントを奪取。伏兵コンビがWWE女子タッグ王座獲得へ大きく前進した。

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