【新型コロナ】横浜で6人死亡、63人感染 病院と刑務所の感染拡大

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は10日、60~80代の男女6人が死亡した、と発表した。また10代~90代の男女63人の感染を新たに確認。80代男性が中等症、61人が軽症または無症状、1人の症状は分かっていない。23人の感染経路は不明。

 市によると、死亡した6人のうち、80代の男女4人はそれぞれクラスター(感染者集団)が発生した高齢者施設の入所者だった。60代男性は家庭内感染で、70代男性は感染経路が不明という。6人とも1月~2月上旬に陽性が判明し、その後状態が悪化した。

 市内のクラスター関連では、市立みなと赤十字病院(中区)で職員と患者5人、横浜刑務所では収容者12人の陽性が判明し、感染者数は29人、142人となった。このほか、横浜新都市脳神経外科病院(青葉区)と横浜中央病院(中区)、高齢者施設の3施設で1~2人の感染が新たに判明した。

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