【大相撲】3月場所も観客上限5000人 芝田山広報部長は感染者減に期待「お客さんも少し増えてくれるのでは」

芝田山広報部長

日本相撲協会は15日、大相撲3月場所(3月14日初日、東京・両国国技館)の観客数を初場所と同じく上限5000人として入場券を販売することを発表した。イス席の一部は席数調整のため売り止めとし、4人用マス席やタマリ席は先場所を踏襲。入場券はインターネットや各プレイガイドで販売されるが、コンビニ販売は実施しない。

この日、電話取材に応じた芝田山広報部長(58=元横綱大乃国)はコンビニで販売しないことについて「チケットは売れていたけど(初場所前に)緊急事態宣言が出てから多くのキャンセルがあった。それで手立てが大変だということで、選考抽選販売もしない」と語った。

先場所は団体でもキャンセルが発生。芝田山部長は「安全対策はしっかりしているけど、無理やり来てくださいと言うわけにもいかない。柔軟に対応した」と話す。一方、新型コロナの感染者は減少傾向で、3月場所前には緊急事態宣言が解除される可能性もあり「お客さんも少し増えてくれるんじゃないかと思う」と期待を寄せた。

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