【大相撲】角界がコロナ感染拡大防止へ動く 国技館のワクチン接種会場使用を墨田区と協議

両国国技館

日本相撲協会の芝田山広報部長(58=元横綱大乃国)は16日、電話取材に応じ、新型コロナウイルスのワクチン接種に東京・両国国技館の使用を検討していることに関して「協会は墨田区の保健所と具体的な協議に入っている」と語った。

国技館の使用は協会側が墨田区に打診したが、芝田山広報部長は「日程や接種方法はまだ決まっていない」と話す。国内では17日からワクチン接種が開始となる一方、大相撲3月場所(3月14日初日、国技館)の日程はすでに決まっており、環境整備やスケジュール調整が急務だ。

ワクチン接種の対象者は「高齢者、医療従事者、基礎疾患のある方、協会員のことも全部含めて具体的な協議に入っている」と芝田山部長。感染拡大防止に角界が総力を挙げて動く。

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