【フロリダ州セントピーターズバーグ15日(日本時間16日)発】WWEのロウ大会が配信され、謎の忍者軍団を率いる元WWEクルーザー級王者の戸澤陽(35)が8度目の24/7王座奪取を果たすも、世界的な人気を誇るラッパー、バッド・バニー(26)に王座を奪われた。
第3試合後にロウ昇格後、2連勝の快進撃を続けている元NXT北米王者ダミアン・プリースト(38)と相棒のバニーがバックステージでインタビューを受けていると、不毛な抗争を続けている24/7王者のRトゥルース(49)と戸澤がなだれ込んできて、戸澤が王者をフォール。3か月ぶり8度目の戴冠を果たした。
しかし歓喜のポーズを決めていると、ダミアンが頭をつかんで機材へ叩きつける。戸澤は大の字だ。ダミアンはバニーにカバーを促すと、世界的ラッパーはそのままフォール。3カウントが入って新王者が誕生した。戸澤は6秒天下に終わった。
同王座は、7日(日本時間8日)の米フットボールNFLの王者を決めるスーパーボウルで2つのタッチダウンを決めてタンパベイ・バッカニアーズ、18季ぶり2度目の優勝に貢献した名TEロブ・グロンコウスキー(31)が昨年4月「レッスルマニア36」で戴冠を果たしており、世界的な話題になったばかり。名物王座はNFLを経てラップ界へと移動した。