誘客対策など3者協議へ 長崎スタジアム計画で知事

 長崎県の中村法道知事は16日の定例会見で、通販大手ジャパネットホールディングスが長崎市幸町で進める「長崎スタジアムシティプロジェクト」について、グループ会社リージョナルクリエーション長崎(長崎市)、県、長崎市の3者で具体的な誘客対策などを協議する場を立ち上げる意向を明らかにした。
 同プロジェクトは、三菱重工業幸町工場跡地(約6万8700平方メートル)にサッカースタジアムやアリーナ、オフィス、ホテル、商業施設などを建設する計画。
 知事は「若者やファミリー層にとっても非常に魅力ある施設になるだろう」とした上で、「良質な雇用の場の確保やさらなる交流人口拡大のきっかけになる。県のさまざまなプロジェクトと連携を図り、より一層まちの魅力が高まるよう努力したい」と述べた。

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