モト冬樹が五輪開催の意義に言及「ウイグル民族の差別問題で女性軽視どころの騒ぎじゃない」

持論を展開したモト冬樹

タレントのモト冬樹(69)が21日、ブログで「オリンピックを開催する意義」について、私見をつづった。

モトは東京五輪・パラリンピック組織員会会長に橋本聖子氏が就任した際のコメントに触れ「東京五輪、パラリンピック組織委員会の橋本聖子新会長の国民に信頼され 安心と安全の東京大会が開催できるよう全力を尽くすという言葉 いまの状況で安心と安全てまったく現実的な話じゃないよね」と疑問を呈した。

さらに菅義偉首相が「コロナに勝った証としてのオリンピック」と位置づけていることについて「コロナに勝つには 来年になってもどうかなという感じだし 結局 おこなわれたとしても コロナを避けての大会だよね それって コロナに勝てませんでした ということだと思うんだけど」と現実離れしているとした。

続けて「しかも 来年の冬は 北京でオリンピック くしくも森会長の女性軽視の発言で辞任したけど 中国って ウイグル自治区の少数民族の差別問題で 女性軽視どころの騒ぎじゃないよな」と北京五輪の問題点にも触れ「世界が 平和であってこそのオリンピック 改めて オリンピックを開催する意義を 考えるべきだと思うんだけど」と提言した。

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