生理テーマに「かるた」 長崎・布ナプキン店 悩みや疑問の句募集

試作品のかるたを手に「生理についてもっと身近に感じてほしい」と語る大原代表=長崎市、りぼん

 生理について男女問わず気軽に語り合える雰囲気をつくろうと、長崎市万屋町の布ナプキン専門店「りぼん」が、生理に関する経験や疑問などを盛り込んだ「かるたの句」を募集している。3月15日まで。学校や家庭で理解を深めるきっかけになればと、イラスト入りのかるたを仕上げる。
 県内の小中高校で性や生理に関する出前授業に取り組んでいる同店の大原万里亜代表(50)が発案した。句の目安は15~20字で5.7・5の文字数以外も可能。
 りぼんのSNS(会員制交流サイト)で告知すると、生理の時期に眠気が強くなるという悩みを表現した「あ~眠い なんだかすっごく 眠たいの」などの句が寄せられている。句を考えながら、自分自身や周囲への思いやりの心を育んでほしいという願いを込めており、大原さんは「生理は恥ずかしいことではなくて大切なこと。生理をもっと身近に感じてもらえたら」と投稿を呼び掛けている。
 投稿は氏名や住所、連絡先を記入し、メール(reborn@nunonapukin.com)か郵送、ファクス、持参で。匿名可。採用された人には完成品を贈る。問い合わせは同店(電095.893.8776、ファクスも)。

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