三渓園（横浜市中区）に残る合掌造りの古民家「旧矢箆原（やのはら）家住宅」で、戦前のひな人形が飾られている。5段飾りや小さな「桃山雛」など市内外から寄贈された人形で、園は「穏やかな表情の人形と、見頃を迎えた梅の甘い香りで春を感じて」と呼び掛けている。3月3日まで。
書院造りの座敷などに、20年ほど前に横浜や茅ケ崎の市民から寄贈された6種の人形を展示。展示替え後の23日からは、105歳を迎える女性が生まれた時に両親から贈られた大正時代の人形も飾られる。
入園料は大人700円など。午前9時～午後5時（最終入園は午後4時半）。問い合わせは、同園電話045（621）0634。
