【新型コロナ】卒業記念にゴルフ体験 茅ケ崎・浜須賀小6年生、修学旅行の代替行事

卒業記念にゴルフを体験する児童たち=茅ケ崎市

 茅ケ崎市立浜須賀小学校(同市白浜町)の6年生140人が11日、隣接する「茅ケ崎ゴルフ倶楽部」(同市菱沼海岸)で卒業記念イベントとしてゴルフ体験などを楽しんだ。

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、修学旅行が中止となったことから、同ゴルフ場を運営するゴルフダイジェスト・オンライン(GDO、東京都)が地域貢献の一環として企画した。

 学校の近くにありながら普段立ち入ることのない広大なグリーンに児童たちは感動した様子。インストラクターからクラブの握り方や構え方など基本動作の手ほどきを受けゴルフに挑戦した。1打目で100ヤード近く離れた目標までボールを飛ばす児童も。

 初めてボールを打ったという女児は「ボールを上に飛ばすのが難しかった。カーンという音が気持ち良かった」と感想を述べた。空振りした男児は「もう一度だけ打たせて」と申し出ていた。

 このほか、サッカーボールを蹴ってホールを目指すフットゴルフや、パターゲーム、環境に配慮した紙製の風船飛ばしなど盛りだくさんのイベントが行われた。

 同社の担当者は「ゴルフ場という非日常的な空間の広い芝生の上で、仲間たちとの良い思い出ができたのでは」と話した。

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