広島・森下が開幕2カード目初戦先発へ 佐々岡監督「勝つことは前提」

調整する森下暢仁

広島・森下暢仁投手(23)が〝火曜日の男〟になる。12日の日本ハムとのオープン戦(マツダ)が雨天中止となり、森下はキャッチボールやダッシュなどで汗を流した。先発予定の16日西武戦(所沢)に向けて「パ・リーグの打者に投げると思うので、どのくらい通用するのか考えながらやりたい」と腕まくりした。

今後はこの西武戦から中6日で登板し、開幕2カード目の阪神戦(マツダ)の初戦での先発が濃厚となった。6連戦の先陣を託される昨季の新人王右腕は「そこで長いイニングを投げられれば後ろの人を楽にもできる。勝てればチームもいい流れに乗っていける。結果を残せるようにと思っている」とチームのために腕を振る覚悟だ。

佐々岡監督は6連戦の初戦を託す投手に「勝つことは前提ながらしっかり試合を作って長い回を投げることも考えておかないといけない。そういう投手が頭にいくべき」と高いハードルを課す。2年目の飛躍を目指す森下がフル回転でチームを勝利に導く。

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