初選出のJ1川崎・山根「自分の全て出す」 サッカー日本代表に神奈川勢3選手、横浜M畠中と松原も招集

日本代表に選出された川崎・山根=10日、等々力

 日本サッカー協会は18日、新型コロナウイルス感染拡大後は国内で初となる試合に臨む日本代表23選手を発表し、J1首位の川崎からはDF山根視来(27)が初選出された。これまで年代別代表の経験もなく、クラブを通して「率直にうれしさと驚きがある。チームメートに生かされて今の自分があるので本当に感謝している」とコメントを発表した。

 湘南から加入した昨季は31試合に出場して4得点6アシストをマーク。2年ぶりのリーグ制覇に貢献して、初のベストイレブンにも選ばれた。今季もここまでリーグ戦全6試合にフル出場。ライバル韓国との親善試合とワールドカップ出場を懸けたモンゴル戦へ、「格好つけたプレーはできないので、必死に自分の全てを出すことだけを考えてプレーする」と談話を出した。

 現在5位の横浜Mからは畠中槙之輔(25)と松原健(28)の両DFが招集された。2019年12月の東アジアE─1選手権以来の選出となった畠中は「代表活動の経験をしっかりチームに持ち帰り、還元できるように頑張る」。7年ぶりの代表復帰を果たした松原は「F・マリノス、日本の代表としてしっかり勝つことだけを考えたい」と、それぞれコメントした。

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