大相撲春場所5日目(18日、東京・両国国技館)、小結高安(31=田子ノ浦)が幕内霧馬山(24=陸奥)を下して4勝1敗とした。
立ち合いから圧力をかけて追い込むと、そのまま突き出し「前で勝負を決められたのが良かった。しっかり踏み止めてと思っていたけど、流れで前に」と語った。
序盤戦を終えて唯一全勝の幕内妙義龍(34=境川)を1敗の自身を含め、大関朝乃山(27=高砂)、関脇照ノ富士(29=伊勢ヶ浜)、関脇隆の勝(26=常盤山)らが追う展開。
今場所も混戦が予想されるが、高安は初Vに向けて「千秋楽まで優勝争いに絡めるようにしたい」と意気込んだ。